2018/02/21

ゆきちゃんのシーラに見た、バンパネラという存在。〜ポーの一族・感想文1〜



気を取り直して、出演者各々の感想を!

いつものように繰り返し観劇していないのでちゃんと見きれていない気もするけど…
初見で感じたままに書きます。

さて、まずはゆきちゃんのシーラについて語りたい。

原作でシーラっていう人物にそこまで深い思いいれがないというか、
割とサラッと登場する感じなので、

これをトップ娘役が?!

って思っていたのですが

ゆきちゃんのシーラが居なかったら
この舞台成り立たないかも!!ってくらい
今回の演出におけるゆきちゃんのシーラ大事だった。

人間から、愛する人と共に歩むために
自らバンパネラになることを望み
その宿命を背負いそこに存在する姿が

温度を感じる芝居というか
人間ではない、バンパネラという特別な存在をものすっごく醸し出していて

うまく言葉で表せない。

みりおのエドガーのように
見るからに妖しく美しい…というのともまた違う

何かが違う?
ん?でもなんだろ?!

はっきりと目に見える何かではなく
しかし明確に

何かが違う

やりすぎたら世界観を壊してしまうし
かといってそこが伝わらなければ物語が壊れてしまう

これをゆきちゃんのシーラは完璧にやってのけた。


さすがとしか言いようが無い。


ゆきちゃんの放つ冷たい空気感でなんど鳥肌が立ったことだろうか。

また、ドレスの着こなしが素晴らしい!!

最近の有村さん、歴史衣装の要素多めでデザインすることが多いので
今回も、18~19世紀の衣装モリモリ登場し
ロココも新古典もバッスルも物語の中で時代が動くたびに
衣装がガラリと変わるのだけれど

ゆきちゃんの、特にバッスルスタイルでのドレスの着こなしは目を見張る

バッスルのドレスでの立ち振る舞いは、普段骨の入った大きなパニエを着用するロココやクリノリンのドレスを着慣れている私が思うにすごく難しい。

優雅で美しい姿勢、動いたときの身体のブレのなさ、たたずまい、

全て完璧だった

これは結構スゴイ。

最近の娘役さんたちに多い、ドレスでの立ち振る舞いまで気が回っていない感じとは違い、細かい注意を払っているのが見て取れて、ここでもゆきちゃんさすが!っと思った。

ちなみに私はグレーのドレス(ケープ付き)がい一番好き!

ゆきちゃんのシーラが放つ


あの青白いオーラは一体なんだったんだろうか…


自ら進んでバンパネラになることを受け入れ
その後もバンパネラとして何の迷いも無く生きていくシーラ

あきらの男爵との並びも美しいし
2人の血は通っていないのに暖かみを感じる愛に胸を打たれる

バンパネラと聞くと、『悲しい宿命を背負っている』っというイメージがどうしてもあるのだけれど、
ゆきちゃんのシーラの姿を見ながら物語を通すと、悲しい宿命というのは人間側の勝手なイメージで、バンパネラは誇り高く自身の存在と向き合いながらそこにいるのだ!っと気付かされる。

難しい役柄だけど、

さすがゆきちゃん!!(3度目)

来月の観劇の際には、もう少し落ち着いてじっくりとシーラを見てみたいと思う。



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2018/02/18

「ポーの一族」を観てきました。

やっと観ることができました。

大劇場での初日直後から
多くの方から、この作品に対する感想を聞きたい!と今までにないほど言われまして、できる限り心をフラットにし、前情報もほぼ仕入れない状態で観劇に挑みました。

あの世界観を生身の人間が表現できるなんて!!

目の前にいるこの世のものではないほど美しいポーの一族や、登場人物1人1人の完璧な再現度に驚愕とため息。

素晴らしかったです。

ただ、一言。
どうしても言いたい。

小池修一郎以外の演出で見たかった!!

これが私の正直な感想です。

あまりにもイケコのイケコによるイケコ感満載の演出。
イケコ芝居特有の音楽。

原作そのものな視覚と、イケコっぽい演出による聴覚と脳みそが大混乱をきたしてしまいました。

作品の世界観とイケコ芝居があまりにかけ離れてて!!

ちょっとびっくりしてしまった…

ただ、これが

世の中の言うところの
世間が求めるところの

わかりやすいミュージカル

だってことは理解した。

こういうことなのだな。
今の観客が求める宝塚というのは。
誰もが楽しめるミュージカルにというのは。

あまりにも完璧なビジュアルと個々の役作りをイケコの演出に邪魔されてるような気がしてしまいました。

イケコはイケコだから、
ま、しょうがない。

最初から期待していなかったし、
あの作品をエンターテイメントとしてミュージカル化し、誰もが楽しめる作品に仕上げた手腕はわかった。わかりすぎるほど。

イケコへの愚痴で花組の素晴らしさ汚したくないので、この話はまた別途書くとして

驚異の原作再現率なキャスト各々の感想を

みりおエドガー驚異のビジュアル力。

ポスターのまんま!
そのまんま!!

フォトショップとかいらない。


本物の美。


エドガーすぎてみりおであることすら忘れる🌹✨
ってかね、声とか、立ち姿とか、一挙一動にいたるまで全てがエドガーだった。
これはちょっとすごい。
何度も鳥肌がたった。そこに立っているだけですごかった。

れいちゃんのアランすごく良かった!
アランってわりとつかみどころのない人物なんだけど、エドガーとの対比で血の通った人間としての苦しみとか悲しみとかすごい表現されてたし、メリーベルと初めて出会ったときの表情とか、エドガーと接するときのなんか危うい感情の流れとか、

たまらん!!

みりおエドガーとれいちゃんのアランがセットの上でポーズとってるだけで十分にお金取れると思う。この2人のやり取りは何度か鳥肌がたった。
ただ、イケコにもっと、この脆い少年たちの特別な感情を情緒的に表現できていたならば…この2人は十分にやる気満々なのに、演出が物足りない…とても!!

華ちゃんのメリーベル、

もう、ほんと、
泣きたくなるほどかわいい!!!!

原作のまんまのメリーベルがタカラジェンヌで表現できるなんてっ!

メリーベルかわいい。
メリーベル可愛すぎる。
メリーベルかわいいが話を進めるのでメリーベルかわいいが最重要事項!

華ちゃんの芝居心にも魅せられて涙が出た
ただかわいいだけじゃない、メリーベルの影の部分が憂いを秘めた表情から観て取れて切ない

エドガー、アラン、メリーベルの3人のシーンをもっとたくさん見たかった。もうほんと、この3人が眼福すぎて!!
この3人の等身大ポスターとか出してくれ。本気でほしい。

ゆきちゃんのポーツネル夫人、

すっっっっっっっごく良かった!

かなり難しい役だと思うけど、さすがのゆきちゃんだった。ドレスの着こなしも全てが美しい。そしてあきらとの並びが素敵すぎて幸せ。これはゆきちゃんにしかできない役だ。
人間の時と、ヴァンパネラになってからと何かが違う感がすごいあって、すごい。
ゆきちゃんの存在が1番ヴァンパネラという存在がを感じさせたかも

ちなつに関してはオープニングから鼻血吹くほどイケメンで、

マイティに関しましては、オープニングから鼻血吹くほどイケメンで、

あきらに関しましては鼻血吹くほどのイケメン越えて渋ヒゲ爆裂でどっふーーーーーーーって腹の底から萌えが吹き出そうだった

他にも細かい登場人物みんなすごい再現率ですごすぎたので、また詳細は別に書くけども、なんせチケット難だし、次の観劇も来月なのでBlu-rayでちゃんとチェックしながらじゃないとしっかりかけない気がする。

細かいところまで見る余裕がもっと欲しかった!

今の花組にしかできない「ポーの一族」だった。

すごい舞台だった。本当に。
だからこそ、イケコへの愚痴もたまるのだ。
花組がすごすぎたから!!

もうちょっと掘り下げて感想ちゃんとかけるように後日まとめますっ

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2018/02/17

望海風斗という役者〜ひかりふる路・感想文6〜

待ちに待ったトップお披露目公演だった。
この日が来ると信じてたけど、
すごく不安になった日もあった
すごく悲しい思いをしたこともあった

でも

だいもんのお披露目公演がこんな素晴らしい公演で、私は本当に嬉しい。

毎日のように書いていた観劇記録に私が見ただいもんの毎日を綴った。
千秋楽から1週間が経とうとしているけど、日記の中の楽しそうな私が羨ましい。

初日の日の熱い思いを、
大劇場千秋楽の感動を、
東京公演が始まってからの熱い日々を懐かしく思う。

楽しかった
望海風斗を見続ける毎日がすごくすごく楽しかった。

ロベスピエールという人物を学ぶことを通して、どうしてもだいもん自身の舞台姿と重なるところがあった

特別公演とは違い
主演の本公演

毎日1ヶ月以上だいもんが主演の舞台が日々動く。1秒でも見逃せなかった。まばたきする時間すら惜しかった。

毎回せりあっがって登場するマクシムがどんな風にその目を開いて、どんな風に歌い始めるのか

今日のマクシムは、どんな風に演じるのかな?どんな風に舞台が進むのかな?

何度見ても
何度見ても

その度に熱く胸を打つ
1回1回が特別だから
どれが1番良かったとかもない

最初から迷いと戸惑いに包まれてお姫様みたいなマクシムの日もあった。
これはこれで、恐怖政治というものはロベスピエール1人が行ったものではないのだから、アリだと思った

夜明けの空を…と歌い始めた時から、指導者としての力がみなぎっている日もあった
力強く革命を推し進めて行くロベスピエールの姿に押されて、他の演者のお芝居も変化して、常に舞台が動いてた

恒常化することなく、舞台がいつも動いてた
生きた感情が、舞台という嘘の空間から強く感じられた

ものすごい臨場感だった
まるでわたしもサンキュロットの1人のように、舞台の中で生きているかのように引き込まれた。

だいもんが引っ張るこの作品に大きなうねりが毎回見えた

ドン・ジュアンを見たときに

この人は、
望海風斗という役者は、

舞台に愛された役者だと思い知ったけど
ひかりふる路をみているとますますそれを強く思う。
あの体からみなぎるパワーが舞台をうごかし、
あの体から奏でる歌声が劇場中を揺らして、
なんでこんなに
この人の舞台は私の心を揺さぶるのだろう

っと思う毎日だった。

歌が上手い役者は増えたと思う。
宝塚に限らず、東宝ミュージカルでも、劇団四季でも、歌が上手い役者は増えた。

ただ、歌でお芝居できる役者はほんの1握りしかいない。

これはもう生まれ持ってのものかもしれないが、だいもんの歌声には人の心を揺さぶるのだろう強い何かがある。

こんな役者は、なかなかいない

ワイルドホーン氏がこれだけ、すべてが メインディッシュのような素晴らしい楽曲をたくさん提供してくれたのは、だいもんとまあやちゃんの歌声にこんなに素晴らしい楽曲を与えてくれたのは、

このトップコンビが持つ力に魅力を感じたからに違いない

舞台であれだけみて
ブルーレイでも毎日2回は通してみて
大好きなこの作品の世界から全然抜け出せないでいる。

好きなシーンはたくさん!
毎日好きなシーンが違う。

毎回決まって好きだったのは

オープニングのひかりふる路を歌い、銀橋に差し掛かったときにマクシムが手を前に伸ばすと、パーッと銀橋に光が灯るシーンとか、

パリの街角で娼婦に絡まれてる場面とか

マリー・アンヌとの場面んは全部好き!
特に東京にきてからの♪今がほんと毎回良すぎて!涙が止まらなかった。

恐怖政治を歌いながら己の過ちに怯える姿も

ダントンがパリに戻ってきたときの怒り狂う姿も

テルミドールで失望を歌う場面も


全部全部、大好きな見所

ずーっと
ずーっと

自分でも びっくりするくらいだいもんのマクシムを見ていた。

日記の中の毎日のマクシムが全て大切で
19回も見ていると何がなんやらわからくなってしまいそうだけど、だいもんのことだけは必死で書き留めておいたから、その度の「ひかりふる路」を忘れないで済む。
だいもんがどんな風だったかを書き留めてあれば、自然とそれに紐付いてほかのみんなを思い出す。
だいもんのお芝居と一緒に呼吸して、毎回のこの公演が出来上がっていっていたから。

ロベスピエールがこんな風にミュージカルになるなんて!

生田先生のフランス革命に対する熱意と、望海風斗という役者に対する熱意と、いろいろなものがまざりあって作り上げられたこの作品。

こんな素晴らしい作品でだいもんがお披露目できて、
それをこの目で、何度も見ることができて

私はなんて幸せなんだ!!


日々変わる表情を
毎日違うことを感じる歌声を

生の舞台を楽しむということをだいもんのロベスピエールは教えてくれた

本当に本当に楽しい3ヶ月でした
!!

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2018/02/16

凪様の女子力!美しきロラン夫人に捧ぐ。~ひかりふる路感想文5~

凪様の女役

全く想像がつかなかった

顔立ちが美しいので、

お綺麗

であることは想像ついたが

最近の凪様は、私が”様付け”して呼ぶ存在

すなわち

色気駄々漏れのやっばい男役

コテコテの男役に最近ますます磨きがかかり
私の中でもいつのまにか”様付け”になったのだけれど

初日の幕が上がって

ぶったまげた

なんてステキな女性!!

声がまず美しい
かわいらしくもあり、艶やかでもあり、
まさにロラン夫人っぽい

本人も大事にしているというデコルテの美しさに目を見張る


ええええええええっ


凪様って

女役バージョンの色気も兼ね備えてるの?!


何この方…


色気のデパートかよ!!


スカピンのマルグリットのドレス2着
どちらもすごくお似合いで髪飾りもステキだ

実在のロラン夫人に関する資料が日本語であまり見当たらなくて、私の中でとても興味深い人物なのにあまり情報が無いのだけれど(物語や小説ではなく、ロラン夫人を研究した日本語の文献をご存知の方がいらっしゃいましたらぜひともご一報を!!)ブルジョワ出身の市民ながら革命当時はマリー・アントワネットと肩を並べるほどの有名人で、ただし、表舞台にしゃしゃり出るのはあくまで夫のリーシャで自分はサロンの華としてジロンド派の真ん中にいた人物。

「ひかりふる路」の中でも、ガンガン表舞台に出るわけではなく影で操ってる感があって、盆だ!セリだ!とドカドカ動いている表舞台とは一線を画した演出が面白い。

ビジュアル的な魅力がハンパなくて
いつもオペラでがん見してしまうけど
一番の魅力は声だと思った
ロラン夫人の魅力的な声が、スーンと耳に自然に入ってきて
この舞台におけるジロンド派の存在そのもののような気がした

ダントンとの直接のやり取り合戦
あそこにいるのが、いわゆる”彩彩”とか言われてた2人であることを思わず忘れる
そしてあとから思い出して

スゴイ萌える

男役度マシマシの咲ちゃんダントンと
男役がやる女役の極みみたいな凪様と

バッチバチ

なこのやり取りが、今この学年の2人で見れて眼福

もちろんハッチさんのタレーランとのやり取りはもう


セクシーすぎて18禁


ラストの断頭台のシーンは
両脇でまあやちゃんとだいもんが大熱唱している中

センターで白く光って見えた

毅然と断頭台に向かうロラン夫人

首元にはさっきまでしていたチョーカーが無い
ギロチンにかかる前にもぎとられるのだ
(そしてそれが冒頭のパリの街角の場面にいるように露天で売られたりする)

よりデコルテの美しさが際立つ

そしてその表情

台詞はない
台詞はないけど、


「自由よ、汝の名の下でいかに多くの罪が犯されたことか!」


というロラン夫人最後の言葉が聞こえるようだった

毅然とした美しさ
そして誇り高さ

史実のロラン夫人は逮捕前に夫と自分の子供を逃がし(夫は逃亡先で夫人の処刑を聞いて2日後に自殺)、逮捕後は自身の信念が消えぬよう回想録を書き

最後の最後まで
毅然とした態度で断頭台に上ったという

その全てが
あの台詞無きシーンで語られていた

周りを見回す
あの凪様の大きな目が語る姿が忘れられない

あの美しくて気高い女性が

その1時間後にバリバリの男役で腰グイグイ

なんだこの公演!
ほんと、楽しすぎる!!!

ロラン夫人を見た後だと
凪様の男役がより

セクシーで滴ってて

ほんと、どうしようかと思ったよ
どうしようもないけど!!

1粒で2度おいしい
この公演は本当にお得感があって凪様充でした!!


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2018/02/14

大胆にいきたい!ダントンという男~ひかりふる路・感想文4~

マトカは咲ちゃんがダントンを演じる上で必要な要素だった

そう思う。

あの衝撃のマトカを私は一生忘れることは出来ない
駄作とかなんとかを超越した何かを感じるマトカ
それはもう呪いのように…

青年館に行くたびに思い出し
ディズニーシーに行くたびに思い出し

永久に付きまとうマトカ!!

でも、あのネモ船長は咲ちゃんに大きな男役を演じるということを教えてくれた気がする。

男役としてのどっしり感というか、
どーんと構える落ち着きというか、

そういう必要な要素を教えてくれた。
それをダントンを通して感じれただけでも!!それが何だったのか、今でもよくわからないネモ船長を、咲ちゃんが演じた意味があった気がした


もちろんネモ船長だけじゃない

斉藤一も、ドン・ジュアンでのカルロも
大きく咲ちゃんを成長させた

特にカルロをやってなかったら
今回のダントンがここまでだいもんの芝居にくらいつけなかったんじゃないかと思う。

咲ちゃんが目一杯の力を出し切って
だいもんのマクシムを大きく包み込もうとする姿を見ながら、最初のうちは頑張ってる咲ちゃん!!っと胸を熱くして応援の体制だったのに

いつしか咲ちゃんのダントンがすっかり出来上がって
頑張ってる咲ちゃんの姿ではなく
咲ちゃんが演じるダントンそのものに惹かれてた

冒頭のジャコバンクラブの大胆に行こうぜもいいけど
処刑間際の大胆に行こうぜ~は鳥肌が立つことが何度もあった
あの迫力がすごいから、サンジュストのお芝居も変わったんだよね。

マクシムとのやり取りは、見るたびに違うので何度見ても飽きなかった

今日のマクシムがどう出るのか、
ダントンはそれを受けてさらにどう出るのか、

だいもんと咲ちゃんのお芝居の掛け合いを見守るのが本当に楽しかった。

ときたまマクシムがぶっ飛ばしすぎて突っ走り気味になることがあったけど、
そんなときはダントンも一緒に突っ走りつつ、
でもちゃんと、お芝居をしっかりまとめてて

咲ちゃんがすごく大きく見えた

大胆にいこうぜ!と歌って
大胆に生きていたダントンだけど
実はとっても繊細で、ナイーブな面もあって
ダントンは実際にもモテた人らしいけど


咲ちゃんのダントン
良いオトコだなぁ!!


コマのカミーユとの掛け合いも良かった

♪友よ 君だけが頼り

にかぶせて、友を見捨てたりはしない
と歌うダントンの決意にキューンっと涙が出る

マクシムを説得するために
彼を恐怖政治から引き戻すために
命をかけて戦うダントンの姿に胸が熱くなる。

わかってるのに!
分かり合うことを拒絶するマクシムの苦しさと、引き戻せなかったダントンの無念さ

同じひかりを目指していたはずなのに…

歯車を止めることも、逆に動かすこともどうにも出来なくて…
あのラストを迎えることになるのは史実だからしょうがないのだけれど…

やっぱりとても切なかった。

どんなにぶつかっても、どんなに言い争っても、
ダントンとマクシムの間には友情を感じたから余計に。

この2人の絆の深さというか、
表面だけではない心の通ったお芝居は
やっぱりドン・ジュアンでの2人があって
咲ちゃんがさらに大きくなったからだなっとすごく思った

ただの喧嘩
2人にしかわからない喧嘩

カミーユですら立ち入れなかった
それを客席から垣間見たからこそ

追い詰められてどうにも出来なくなってしまったロベスピエールという人の悲しみをより強く感じる。

このミュージカルには誰1人欠けても成り立たないものだったけど、咲ちゃんのダントンじゃなかったら、もしかしたらこんなにはまらなかったかもしれない。

千秋楽の日のマチネ
最後の言い争いのラストに

断る!

っと席を立つマクシムを
ダントンは抱きとめようとした

友を大きく包み込もうとした

包容力ともまたちょっと違う、必死な中から生まれた仕草だったんだと思うけど

もうこの手はマクシムと繋がれないという絶望感で胸が張り裂けそうだった。

こんなに強く思われて
命をかけて説得してくれる友をマクシムは殺したことで結局絶望においこまれていくけど、その絶望が深ければ深いほど物語はよりドラマチックに展開していくので、この2人の友情はまちがいなく物語の大きな核だった。
これにプラスしてマリー・アンヌとの愛も織り込んだんだから、生田先生の脚本マジすごい!ってやっぱり思う。

ころころ変わるマクシムの表情を見て、呼吸を感じ取って、食らいついてお芝居するダントン

まさか咲ちゃんがこの役でこんなに大きな男役になるなんて思っても見なかった。

ダントンはまちがいなく、今後の咲ちゃんの糧になる役だろうなって思う。
そして、これからも2番手としてだいもんの下に咲ちゃんがいてくれることが心強いなっとすら思う。

だいもんが舞台の上で、その力を力一杯発揮できて、それに雪組生が食らいついて作り上げる今回のような舞台が、私が見たい演劇の理想

宝塚は色々な組の色があって、おもしろいけれど、やっぱり今の雪組が最高におもしろい!!

今後も、咲ちゃんがどんな男役になっていくのかどんなお芝居を見せてくれるのか、楽しみなことこの上ない。

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