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2016/04/10

汐音さんのパリたび・その19~暮れ行くベルサイユの撮影会~

ぎゅうぎゅうのゲートをなんとか通過し、庭園に出てみると


びっくりするほど広い!!


広い。この日散々迷子になってわかってはいたけれど
メインの庭園部分だけでもめまいがするほど広い

いったい何事なんだろうか?

ってほど広い
こんなに広いパーンとした場所を見たことないよ
オペラグラスで見るようなとーいとーい
歩いて20分はかかりそうなところに大噴水があって
さらにその先にも噴水があって
奥の奥の方までたくさんの観光客と衣装をつけた方々が押し寄せていた

すごい

とにかく何もかもの規模がすごい
フランスに来て、いろいろなものに圧倒された
私は幼少期から旅行番組や、海外を巡るような番組が大好きで
ベルサイユ宮殿だって度々見てきたものの1つだ

でもね

オペラ座も、ルーブルも、そしてベルサイユ宮殿も
今まで画面越しに見てきたものなんて
肉眼で見てきたものの5%くらいの迫力しかなかったんだなぁって思い知った

なんだかすごくよくわからないけど

負けた
こんなの勝てるわけがない

っていう無意味な敗北感に襲われる

いや、

日本には日本の良さがあるのだけれど
フランスの建造物に対する自分の想像をはるかに超えた迫力と本気度に

ただただ圧倒されてしまった

これを、この空気を、この場の空気を感じることができて
私はそれだけでもフランス渡航して本当に良かったと思う
世界にはまだまだこんなに私が想像もつかないような世界があるのかと

あまりの広さにぶったまげて
広大すぎてどこに向かって何をすればいいのかわからず
ちょっと途方に暮れていたけれどこの時点で21時近く

DSC04626_2016041015524216e.jpg

広い空に太陽が少しずつ沈んでいく

なんて美しい夕暮れ!

とか感動している場合ではない。

今のうちに記念撮影をしておかねば!!!!
と必死にシャッターを押す。

DSC04587.jpg

DSC04590.jpg

オミさん@マルグリット

スカーレット・ピンパーネルのマルグリットのドレス
本来だとちょっと時代も違うし、デザイン的にもこの場にどうか…みたいな迷いもあったのですが、なんせフランス渡航が確定したのが20日前だったので新しいドレスを用意する時間もなくて、このドレスに決定した。たっかいシルクをふんだんに使ってほぼ本物と同じ材料で作られたオミさん作のこのドレスを撮影して

汐音、感極まる。

有村さん(衣装デザイナー)!有村さん見てください!!
あなたのデザインしたドレスが今、
こうしてベルサイユ宮殿で人々の注目を浴びているのですよ!
あなたのデザインしたこの素晴らしいドレスが、
ベルサイユ宮殿というロケーションにも負けずにこうして花開いているのですよっ

宝塚の衣装は基本、その舞台を出ることはない
展示などで外に出ることはあっても
あの衣装たちは舞台の上での世界観から出ることがない

私とオミが今まで宝塚の衣装を必死で作って着るってのは
その衣装たちが本物のロケーションの中で、
舞台上ではあり得ない本物の空気や光の中で、
舞台とは違った世界観を醸し出せるのが面白いから。

それが私たちにしかできないことだから。

ただ、衣装を着て写真を撮るだけならステージスタジオで十分なのだ
その衣装を外の、本物のロケーションの中で輝かせることができる!

これが私たちが衣装を作って着る醍醐味の1つ。

今、なんかもう、そのクライマックスだよ!
みたいな感じの感極まり方で、必死にシャッターを押す。

DSC04603.jpg

この日、実はこの時点でそこそこの強風で
大きなドレスは風でなびきまくり
なおかつ庭園内に敷き詰められた白い石の粉が
たっかいシルクの裾を汚しまくって
オミさんは気が気じゃなくて感動云々どころではなく

汐音一人、とっても高まっていたw

オミさんにあとからこの時のこと話しても

「テンパりすぎてほとんど記憶がない」

とのこと…
うん…次回以降の教訓にしようね!

庭園舞踏会で裾汚れを気にするようなドレスを着てはいけない!

汐音は自分でデザインした白の羽根ドレスを

DSC04607_20160410160550438.jpg

このドレスができるまでの経緯は以前も書きましたが

とにかく、

夜目立つ白!できる限り現代っぽい素材を使わない!!
スワロフスキーとか、スパンコールとか、いつも使っているキラキラ素材や生地を
できる限り使わないようにして作ったものすごく苦労を重ねたドレス。
やっぱりね、場にそぐう衣装にできる限りしたかった
いつもの素材感のドレスにしたら、やっぱりあの場では違うな…って思ったんです
そりゃスパンコール素材使えばキラキラと目立つドレスができたけれど
それはこの本物の場にはそぐわないなっていう自己満足なアレですが

写真写りはあんまりよくないけど
狙い通りとても夜には目立って
わたし的にはデザイン納得しきれなかったけど
欧州の方々の評判はものすっごい良かった

DSC04615.jpg

私はフランスの女王なのですから!

DSC04625.jpg

私はフランスの女王なのですから!!

DSC04619.jpg

私はフランスの女王なのですから!!!

この仮面舞踏会で初の海外での扮装の場にいって学んだことは
とにかくその場の空気に浸りきって
自分自身がなりきってその場を楽しむこと!
他人など気にせず自分が目一杯その世界を楽しむことが大事!!

日本だと、私はこれでいてウジウジとあんまり胸を張って人前でどやりたくないタイプなんですが(あれだけいろいろやってて説得力無いかもだけどさ)
このベルサイユでは、とにかく

私はフランスの女王なのですから!!!

っていう気分で押し切ったっ

それが恥ずかしくなく、それが普通であり
そんな私を周りの観光客の方々や扮装されている方々が歓迎してくれて
とっても心が自由で楽しかった!

あぁ、日本の扮装・仮装・コスプレの場には無くなってしまった
この雰囲気…欧州の方々のいい意味での他人関係ない感じ

なんて良いんだろう!

すっごくすっごく思った。

楽しい!!!!

DSC04627.jpg

太陽がどんどん沈んでゆく
夜はこれから!っとばかり庭園内もどんどん人が増えてくる

たくさんの方々に絶賛されまくる私たち
日本人の上部の褒め言葉と違い
こんなに素直に褒められるまくることも滅多にないので

最高潮に図に乗った

今夜は私がこの舞踏会の女王よ!

っと本気で思っていた。

が、

前にも言いましたが
この先、その図に乗った私を一瞬にしてぶっ飛ばすような
ものすごいラスボスとの遭遇で

ペシャン

しばし図に乗っているころの汐音さんを
「このあとペシャンコ」っと思いながらお楽しみください。

IMG_2019.jpg

↑ここからどんどん図に乗り出す汐音の夕暮れショット

ほんと綺麗な夕日過ぎてここがどこなのか
今、自分が現実にいるのか夢を見ているのか
わからないような不思議な感覚だった。

さぁ、皆が集まる噴水の方へ行ってみよう!

言語力0の異文化コミュニケーション

その模様はまた続きで


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