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2017/06/20

イノサンが面白い。



ブログを書く時間がない!

猛烈に本を読んでおります。

フランスから帰ってから、西洋美術やブルボン王朝、フランス革命に関する本や、ベルサイユで購入した服飾史の本、読み漁り一杯一杯。
読書の時間がなかなか取れないので、昼休み、仕事の合間、寝る前の時間のみが読書タイムにあてられるためネットにつながる時間が極端に減っております。


何そんな急に勉強始めたよ!!


って感じですが、私の中で


知りたい欲


が何よりも強いので、こればっかはしょうがない。

で、活字を読みすぎると頭の中に字があふれるのでブログ書いたり、ブツブツつぶやいたりしないと、これまた頭が混乱しちゃうのでたまに吐き出さないとだめなのね。

さて、

フランス渡航前から各方面に進められていた「イノサン」
渡航前に読みたかったけど
渡航前は全然そんな時間がなかったので
渡航後に妹のだんなさんに一式借りて一気読み

ストーリーとしては
フランスで代々処刑人としての役目を担う一族の苦悩や葛藤を描く事を軸に、ベルサイユでの華やかな宮廷と貧しい庶民の生活のコントラストを鮮やかに描ききっていて

私の中で、

これこれ、こういうのが読みたかった!

にビシッとはまった感じ。

処刑シーンや人体の解剖シーン、残忍な出来事や、飲み込みきれない様々な理不尽、そして生々しいエロスが詰め込まれているため、受け入れられない人には厳しいかもしれない。

ただ、

私は1回目のフランス渡航以来、ベルサイユのばらをどうしても受け付けなくなってしまいまして。。。
今、ベルばら拒否反応がひどい状態なの。
なんというか、あれで知ってあれが全てだと思っていたフランス宮廷も、フランス革命も、
余りにも何もかもが違って脳が「あれはファンタジーだ」で割り切れなくなっちゃった感じ。

イノサンも、もちろんかなりの部分がファンタジーだけども、史実や時代考証をかなりしっかりしていて、そのバランスが絶妙。
ベルばらを思わせる演出も組み込まれ(意図的に同じせりふを言わせたりしている)
そのひねり方が素敵。

キャラクターの設定はベルばら以上にファンタジーだけども、それが生々しい世界観と調和することでリアリティを感じるし
今まで日本で一般的に持たれているイメージとは全然違うんだけど、
どの登場人物もよく調べてあるな…あながち全部がファンタジーじゃないなって感じる。
特にルイ16世は、私たちが思っているほど無能ではなかったかもしれないし、
アントワネットは私たちには想像すらできないような超絶貴族感覚の持ち主で、一概に悲劇のヒロインではない。

調べれば調べるほど
持ってたイメージと違う人たちに感じるギャップを
イノサンはちょっと埋めてくれた



グロさとエロさと血なまぐささは
18世紀フランスと切っても切り離せないもの。
ベルサイユのばらに慣れ親しみ
それが全てと思う人には衝撃的で拒否反応が起こるかもしれない

だけど、今まで触れられなかった
っというか、日本人的に都合よくベールに隠れていた部分を
さらけ出して見せてくれた

グロさも、エロスも、
作画の美しさと演出力で
後にひかない。そこだけが突出していない。
純粋に作品として楽しめる1部に溶け込んでる

まさに
漫画の真骨頂のような作品だと思う

連載はまだ外伝が続いていて
後半以降はファンタジー色がどんどん暴走気味だけど
ベルばらが全て!と思っている人にこそ
読んで知ってほしいと思う作品です。

うん。
すごい。
漫画ってすごい文化だと思った。


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